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・JOYにてシャシダイを使用し点火時期調整
1) こちらは先日発覚した高回転からの減速時にデスビの回転する部分が抜ける現象に対策を施すの図。高さ合わせのためのプラスチックのスペーサーを接着して一体化させてみました。
 JOYにてシャシダイを使用しました。@5,000/H。
 とりあえずエンジンを回して、各回転数(1,500~7,000rpm、500rpm毎)にて、軽負荷の状態(スロットル開度:小)について、MAP上で進角を進めてみる。
 一通り終わったところでエンジンを切り、各回転域にて高負荷(スロットル開度:中~大)まで滑らかに進角マップを作成する。その際、フルスロットルと軽負荷の進角度の差を5度にした。
 これはデスビで考えると、負荷を一定にして回転数に応じた進角を探すのはガバナ進角の特性を決める作業、その後回転数毎に負荷に応じた進角を設定するのがバキューム進角の特性を決めるということになります。
 エンジン修理書によるとバキューム進角の程度は最大でも5度程度であるため、負荷の程度に応じ各回転数一律5度の進角差を設定しましたが、もっと煮詰まってくれば差は少なくなるかもしれません。この差を詰めすぎると、アクセルを踏み込んだり、急に離したりしたときに「カリカリッ」というノッキング音が聞こえたりします。
 どの程度のノッキングを許すのかというのはエンジンの耐久性や、寿命に対する考え方およびその車の用途によって変わってくるとは思いますが、私としては音がしない程度に進めたいと思っています。やはり「カリカリ」するのは精神的に良くありません。
 結局シャシダイは2回程度しか使いませんでしたが、面白い機械ですね。しかし馬力は出ていない感じです。もう少し設定を弄ってからもう一度利用したいと思います。
 今回発見された不具合としては、改造デスビの回転部分が、はめ込み部分を浅くしているため5,000回転ぐらいからアクセルオフすると外れてしまい、点火が無くなってエンジンがストップすることです。シャシダイ上で発見されたのはとてもよかったです。これは外れないように対策すればOK。


・IGコイル冷却ファンガード装着。
・IGコイル冷却ファン設置。
1)2) IGコイルにファンを装着しました。作動はラジエータファンと連動です。
3)4) ファンガード。アルミメッシュ(ZAWARD製、80mmファン用)
 IGコイルがかなり高温になるのでPC用のファンを装着しました。これで安定的に性能を発揮できるようになる?はず。さらに装着したファンにファンガードを装着しました。ものはツクモ電機にて300円/個にて購入。最近はPCでもDIY感覚のパーツがあって選ぶのが楽しいですね。



・プラグ交換
 現在はシルビアS14用コイルに合わせたBKR5EYを使用していたのですが、エクストレイルに合わせて「BCPR6EY-11」をチョイスしました。熱価は現在のものが少々焼け過ぎに思えたため番手を上げました。それに伴ってドエルタイムを3→3.5msに、進角マップを3,500回転以上で現在のものから1度遅らせました。
 実走行ではスムーズに5,000回転まで吹け上がり、それにプラグギャップが1.1mmに広がった為かトルクが太っています。実戦では6,000回転まで吹けてほしいのですが、5, 000回転付近になると甲高い鈴の音のような共振音がでるため、もう少し時間を掛けて調整する予定です。


・点火時期MAP修正
 主にハーフスロットル~フルスロットルを修正しました。
 集中的かつ安全に作業するなら、シャシ台の上か何かで行うと効率がよさそうです。


・IGコイル交換
 エクストレイルのIGコイルを購入しました。下調べ無しで接続したら「カチッ」とフューズが飛びました。端子の配置が以前のS14では「- + E」だったのが、「E + -」だったようです。イグナイターは-(マイナス)のオンオフで一次電流を制御しているので問題ないのですが、Eは常にアースされていますから、-がEに変わると電流が流れっぱなしになりフューズが飛ぶのです。この現象は以前の試行錯誤で知っていましたので、ハーネスを入れ替えてOKでした。
 ところでコイルの形状はエクストレイルの方は中間がかなりくびれているのでS14の IGコイルを流用するよりは局所的な熱には有利なはずですが、それでももともとはヘッドカバーの上に設置されているもので、エキマニから数mmの位置は熱的に非常に危ういと言えます。
 そこでまずIGコイルの胴体にサーモバンデージを巻き、その上から接着剤のついたアルミシートを巻きつけました。
 さらに一次電流の通電時間を3.5msから1.5msにしました。これはまた調整するつもりです。
 エキマニとの間に遮熱板を設置すべく製作し始めました。コイルが変わって固定用のブラケットも新たに必要なので、平行して作成しています。


・エンジン再始動
 トラブルシュートを考えていたら、ふとタンクに燃料がほとんどなかったことを思い出しました。ハイオクを15L(単価150円強!)携行缶に入れ、クーペに入れてやります。しばらくのクランキングの後、ブルンとエンジンが掛かりました。IGコイルが溶けていたことに捕らわれてしまっていたようです。
 ところでタコメーターが動かなくなっていたのですが、こちらも解決しました。もともとデスビ⇔イグニッションコイルのコードだと思って外していたものが、実はメーターに回転信号を送っていました。これをコイルのマイナスに共締めし直すと、何事もなかったように動き出しました。


・DIコイル故障?
 理由はまだはっきりとはしていませんが、エンジンが掛からなくなりました。プラグの状態は異常というわけではないので、コイルの故障で火がきれいに飛んでいないようです。エキマニの間にあるコイルは熱的にかなり厳しいようで、本日アイドル不可になった直後、コイルの状態を確認したところ、すべてのコイルに若干の溶けたあとがありました。その後、E/gが冷えるのを待ってDIコイルを絶縁テープで修理して再チャレンジしてみたのですが、駄目でした。
 トラブルシュートとしてE8側も疑って1次電流を確認してみましたが、少なくともクランキング時の流れ方は4気筒とも正常でした。
 またE/g側のトラブルも考えられるので、またノーマルデスビに戻して動くか実験してみるつもりです。
 DIコイルは新しいのを物色中で、ハーネスの関係上、日産系を考えています。熱対策はリーチの長い先端の細いコイルを使用するのと、遮熱板を設置する予定です。DIコイル取り付けブラケットの再製作も含めて、また再スタートです。ていうか車検間に合うのか?


・ハルテックE8、点火時期データ修正1
 マップデータを180Zのものを参考にエクセルにて作成、とくに問題ないようだったので走行実験に移ります。
 ごく近所の道を走ってみると、2,500回転から上が伸びません。マップ上でもその回転まではかなりの急勾配で進角するのですが、それから5,000回転まではなだらかに進みます。
 そこで進み具合に手を加えたマップを2種類再作成、過激なほうは3,500回転でBTD C35度に設定しました。
 この時点で雨が降り出したのでとりあえず無負荷の状態で実験していたのですが、過激な方のデータを読み込んで少し回転数を上げたところアイドリングが不安定に。もとのデータに戻してもばらつきがあります。
 排気系の漏れか、点火系そのものに原因があると思われるので、まずはプラグを外してみました。すると、4番のDIコイルが排気管に接触したためか、一部溶けていました。またプラグもほかのプラグより若干汚れています。その後、再度取り付けてE/gをかけてみたところばらつきは無くなっていました。
 コイルからプラグまでのリーチが短いため、DIコイルはエキマニの熱をもろに受けます。シーマ用は長さがあるようなので、コイルに不具合が生じた場合は使ってみようかな。


・ハルテックE/gルーム配線、ブラケット取付け終わり
1) ハルテックE8はECGIの上に取り付けました。余ったハーネスは取り外し可能なタイバンドにてまとめておきました。
・ハルテックE8ハーネス整理
1) コイル周りのアップ。
2) こんな感じです。
3) イグナイターはここです。
4) すっきりした・・・かな?
・点火時期データ修正
 ハーネスをスパイラルチューブにて被覆し、その他の配線も若干整理しました。
 点火時期調整の作業を行ったのですが、事前に想定していたのはとにかくノーマルのデータから進めるだけ進めるというものだったのですが、吹け上がりがよくてもその回転数で定常運転させるとカリカリノッキングが発生したりして、普段乗りするにはまずノーマルの状態にセッティングして走れる状態にしようと方針転換しました。
 ノーマルのデスビはガバナ進角とバキューム進角がありますが、点火時期マップでいうと、回転数軸に比例するのがガバナ進角、負荷(インマニ内の負圧)に比例するのがバキューム進角です。エンジン修理書によると、どちらも1次関数を2つぐらい繋いだ形で増加するので、まずはハルテック標準の点火時期データをエクセルに落とし、関数に変化のあるポイントポイントを修理書の進角特性図(200ZSのもの)から拾って手入力。あとはポイント間をエクセルで予測フィルし、修理書どおり(のはず)のデータを作成、そのデータをハルテックE8に転送します。
 エンジンを掛けるとなかなかいい感じで回っています。吹け上がりのレスポンスはノーマル然とした鈍いものですが、ハルテックで制御していても「ノーマル」と同じ=壊れない(だろう)という安心感があります。
 これでしばらくは乗りながら、ちょっとずつ手を加えていこうかと思っています。今日はアクセルワイヤのブラケットを取り外していたので試乗できませんでした。今週末にはインプレできるかな?


・E8用センサー、ハーネスおよびブラケットの加工、仕上げ。
・タイミングライトにより点火時期調整。
1) エアコンプレッサー用のコネクタを加工して水温センサーのアタッチメントを作りました。
2) クーラントを抜くのが面倒なので、インマニ付近のシリンダブロックに取り付けました。
3)4) 燃料噴射用の「捨て火花コイル」。金属のカバーの上からゴムを被せてあります。
5) タイミングライト。
6) 昨日製作したハイテンションコードにセンサーをセットします。
7) 画面中央の横三本線が入っているのが点火時期調整用のゲージです。
8) タイミングライトにて映し出された圧縮上死点の印(白い点)。
9) いろいろ加工するのにこんなのを購入しました。結構使い勝手がよく、もっと早く購入して置けばよかったです。
 水温センサーの取付用ブラケットの製作・取付け、無駄打ちプラグの感電防止用キャップ製作・取付け、タイミングライトにて点火時期をE8(コンピュータ)上と同じ、アイドリング時10度に調整。
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