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・奥多摩湖&秋川街道ドライブ 例によって昼過ぎから出発。 秋川街道は峠道ほど狭くなく走りやすかった。途中、1度だけ3速で6000回転近くまで行ったが、空燃比はそれほどおかしくなく、それほど回りづらい感じはなかったのでひと安心だ。 ・柳沢峠ドライブ 昼から出掛けてきました。雪が心配だったのですが、実際には路肩に少し残っている程度で、走行には何の問題もなかったです。明日から天候が崩れるとの予報でしたが、今日は外に出ると生暖かい春の風がフューフュー吹いていました。 今日の目的は、去年からの課題だった峠などの高地に行くと燃調が薄くなる問題について、対策が有効か検証することでした。 対策の内容は、センシングを負圧からスロットル開度に切り替えることで、昨年中には行ったのですが、マップが煮詰まらないまま冬になってしまい、その後、高速道路などで実走行と調整を繰り返すことによりマップはおおよそ完成したのですが、万年ノーマルタイヤのマイクーペは冬場は峠NGなので、暖かくなるのを待っていました。 それで肝心の結果ですが、燃調は高地でも薄くなりませんでした。むしろ、スロットルの全開付近が少し濃いようでしたが、これは単に全開の高負荷領域は今回のような山道でなければ一瞬で通り過ぎてしまう過渡的な領域なので詰めが甘くなっていただけで、部分的に燃調マップを修正すればOKです。あと1、2回峠を走れば燃調マップは完成としていいと思います。 ようやく長ーい、長い燃調マップ作成の道程も終わりが間近になったので、自分なりの結論めいたものを書きます。 「4スロをハルテックで制御するなら、スロットル制御とO2クローズドループの組み合わせで決まり。加速マップは要らない。」 ・帰京の途上 燃調マップを確認しましたが、濃すぎず、薄すぎず、いい感じです。あとは課題の山道を走ってみて高負荷領域が不足するなら少し足してという予定。 ・問題いろいろ 昨日実家から戻りましたが、その際、コンピュータのセッティングを変更し、O2クローズドループを導入しました。 何かというと、アイドリング時と定常走行時の空燃比をO2センサーからフィードバックして、既定の値を保つという機能で、スロットル開度が18%以下の場合、回転数が1100回点以下のアイドリング時は空燃比を13.5(だったかな)に設定し、回転数1600~3500回転の間の定常走行時で空燃比を12.9に保ちます。 実際使ってみた感じは、かなりいい感じで、燃料噴射時間にして±12.5%までしか補正はできないのですが、帰省の道中、設定した範囲でほとんどぶれることなく走行できました。燃費もかなりよかったです。 いままでは、定常走行時と、加速時で、メインマップを定常走行に合わせ、加速時を加速マップで設定しており、加速マップはスロットルの変化速度によって働くので、じわじわスロットルを開けていくときなどは、比較的薄くなってしまっていました。 また、これは負荷をスロットル開度で測定するようにしてからの問題なのですが、アクセルをオフにした際に、どうしても空燃費が濃くなりすぎてしまい、それは負圧で測定していたときには、アイドリングよりも軽負荷(下り坂など)の部分もマップとしてあった(測定できた)のが、スロットル開度ではアクセル全閉(アイドリング)までしかないのが原因なのですが、正攻法の対応としてはアクセルを急に閉じた際の減速マップでの対応となるのですが、こちらも加速マップと同様の問題で、じわじわとスロットル開度を閉じた際には上手く空燃比が下がらない問題があり、これが燃費悪化の原因ともなっていました。以上は加速マップ固有の問題なので、加速マップを使えば使うほど、この問題が深刻化します。で、このO2クローズドループ機能を使ううち、これならメインマップを加速時も織り込んだものにすることで、加速マップを使わないことも可能ではないかと思い始めました。また、そう考え付いた理由のひとつとして、先日のセブンスナイトさんとの電話で、スロットル開度による制御にすると、加速マップはほとんど使わないと仰っていたこともありました。 以上の検討の結果、今後は定常走行領域はクローズドループで対応し、スロットル開度が大きい急加速領域は、メインマップを使って、加速マップは基本的に使わない方向でセッティングしていこうと思います。 さらに、燃料カットなどのセッティングなどの見直しで、普通に走っている分には省燃費になるようにしていこうと思います。長い燃調の旅も、ようやく終点が見えてきた気分です。 ・燃料マップの修正 先週末は日光あたりまで行ってきて、加速マップの修正を行いました。 また、基本マップであまり問題にならない部分で、加速マップをセッティングしていると問題になる部分、例えば、2000回転以下の全開などは、先々週に書いたように低回転の高負荷になるので、基本マップのセッティングが難しく、加速マップを有効にして、初めて基本マップの濃薄がわかります。 今日もセッティングを行ったのですが、問題点は2つ。1つは1500回転からの全開加速で濃すぎること。もうひとつは1速の3000回転以上で、濃すぎること。前者も後者もメインマップがその回転数で燃料が濃すぎることを意味していますが、後者は4速~5速でセッティングしていることが問題になっているため、そことのバランス(妥協)ということになります。 ギアごとに補正ができればさらにベストに近づけるのでしょうが、そういう機能がないので止むを得ないのでしょう。ある意味ここでもバランスで、1速の3000回転以上などというのはほんの一瞬しか使用しませんが、4~5速の3000回転は、高速道路を走行する際の常用域で、どちらが重要かということです。 自分の場合だと、2~3速の高負荷領域も、サーキット走行には必要ですので、それらも含めた優先度でメリハリの利いたマップを作るということになります。 フルコンを導入した当初は色々なシチュエーションでベストなセッティングが取れると思って導入したのですが、結局、キャブよりは自由度は高いと思うのですが、純正レベルのオールマイティーさ(山あり谷あり、街乗りありサーキット走行あり)を求めていくと、チューニングレベルが高くなれば高くなるほど最終的にはどこかで妥協が必要で、そうなると1マップですべてに対応するか、シチュエーションにより別マップを作るか、そういう選択肢もでてきます。最近そういうことが、ようやく実感として分かってきました。 ・燃料マップの作成 今までの燃料マップを元に、スロットル開度と回転数の燃料マップを再作成。 常磐道でセッティング。常磐道はパーキングエリアが割りと頻繁にあるのと、道路も比較的平坦で、クルマも少ないのでセッティングに向いていると思う。 3000回転まで、スロットル開度20パーセントぐらいまでの燃料マップ(常用域)が決まるまでは、ハラハラしましたが、それが決まってしまえば、普通に走る分には問題なくなるので、その後、フルスロットルなどの調整も実施し、常用域+3000回転以上の高負荷領域の調整もできました。 ただ、やはり低回転の高負荷領域は、先日も書いた理由でセッティングが難しいので、次は加速増量を有効にして、さらにセッティングを進めたいと思います。 ・トラブルシュート まずは確認。あっさり解決。 スロットルリンケージが片方外れていました。それもさらにスロットルを開いていくと、リンケージは外れているにもかかわらず、部品が上手く引っかかってスロットルがちょっと開くようになっていました。昨日エンジンルームを見たときに気が付いていれば・・・という感じでしたが。 それと、峠などの高地での空燃比が薄くなる事象について、久しぶりにセブンスナイトさんに連絡しました。結論からすると、昨日の推論は誤りで、実際に空燃比が薄くなっているのではないかという見立てでした。対策については、大気圧補正をフル活用するか、メインマップをスロットル開度制御にするかという内容で、後者は出来上がりつつあるメインマップの作り直しとなるのでかなりハードルが高いのですが、前者は補正をかなり入れても、それだけだと全体に補正が入ってしまうため、その辻褄あわせも必要になります。経験上、燃調は急がば回れ、正攻法で、正月にかけて後者にチャレンジしたいと思います。 結局、純正はよくできているということなのですが、その意味を、自分なりに解釈すると、結局NAでパワーを求め、4スロ化し、タコ足を入れて抜けをよくすると、負圧が不安定となり、負圧を基にした緻密な制御に適さなくなってしまう。それは、マイクーペの場合、平地なら良いのですが、高地になると、大気圧が変わってしまい、すべて(負圧、燃圧、排圧)が変わってしまうため燃調が狂ってしまうということでした。 理屈はともかく、スロットル開度でのセッティングがどういう結果になるかやってみます。どうなるかは乞うご期待。 ・中禅寺湖方面へお出掛け 行ってきました。 東北道をひたすら北上、日塩もみじラインを走るも、既に路面は融雪剤で真っ白(うへっ)!紅葉というよりは既に冬枯れてました。 そこから中禅寺湖方面に向かう予定だったのですが、途中で問題発生。全体的に若干空燃比が薄くなってしまいました(アイドリング時で13.5ぐらいなのが、14前半ぐらい)。とはいえ、一発死んでいるようなエンジンの不整振動もないので、そこからだましだまし帰宅しました。 大体4000回転からエンジンのびびり音のようなものが出ているので、見立てとしては、(1)プラグの部分的な破損か、(2)インジェクターの動作不良、電気系の接触不良、(3)負圧センサー周りの配管の破損、あたりでしょうか。 ところで、燃調セッティングのことで、ひとつ重大なことに気が付きました。以前から、柳沢峠に行くと空燃比が薄くなって、それは燃料マップが原因だと思っていたのですが、伊豆の山越えにしても、今回のもみじラインにしても、高地に行くとかならず空燃比が薄くなります。それでいて、空燃比16とか17できちんと走行出来ているので、あらためてO2センサと大気圧の関係について調べてみると、こんな記事を見つけました(勝手に抜粋)。 >ワイドバンドO2センサーは大気圧が変動した場合や経年変化などにより、一定の期間で大気、または専用のガスによる較正を行わなければなりません。 また、特性はO2センサーすべてで異なり、センサーを交換した場合には必ず較正を行う必要があります。 (中略) したがって、空燃比計など後付の計測器として搭載する場合や、正確な測定値を得るためには手動による較正を行わなければなりません。 つまり、自動較正の状態では、ある程度の経年変化を予測することしかできず、測定結果には大きな誤差を生じています。 つまり 「高地では、計器表示では空燃比が薄いように見えても、実際にはそうではない可能性があるのではないか」 ということです。 とはいえまだひとつ気になることがあって、それは、ここでいう大気圧の持つ意味というのが2通り考えられるということです。 ひとつは、高地になると大気圧が下がり、吸気管内圧力、排気管内圧力が下がります。前者は負圧式(Dジェトロ)の場合は、そもそもの吸気管圧力に大気圧が反映されているため、補正は必要ありません。後者については、排気工程終了時の残留ガス量が減少し、体積効率が改善されるため、高地に行けば行くほど、実際の空燃比としては薄い方向になっていきます。ただし、これについては、フルコンの機能として、燃料噴射時間に大気圧補正を掛けていますので、問題はないはずです。 もうひとつは、O2センサの問題として、たとえば大気圧Aの空気が、理想空燃比(14.7)で燃えたときの、排気中に残存する空気量によって発生するO2センサの電圧Bが、大気圧A’のときはB’になる、つまり空燃比が同じでも、大気圧の値によって、計測結果に誤差があるということです(抜粋した文章はそういう意味に読めます)。 私が空燃比の値を見ているのは、ハルテックでの数値と、空燃比計のPLXの数値ですが、いずれも少なくともマニュアルを見る限りでは、大気圧の変化によって空燃比の表示に補正を掛けている様子はありません。 ただしネット上の情報としては、特に高地になると表示がおかしくなるような情報というのがあまりないので、真偽のほどは不確かです。 ただ、空燃比表示が16とか17で山道を走れているのも事実なので、やはりO2センサの測定電圧と実際の空燃比の間に大気圧という要因があるのは確かな気がします。もう少しこのことについて調べてみるつもりです。 ・伊豆へお出掛け 石廊崎に行ってきました。出発はお昼で、帰りは20時から某ボクシングの試合を見ていました。 今年は長い秋を満喫しています。加えて長年の懸案だった燃調にも、ひとつけりを付けられそうです。 ・燃調取り直し3 昨日は雨だったので見送り、今日は柳沢峠に行ってきました。 行きは中央道で、加速マップを修正しながらでしたが、八王子を過ぎると平坦な箇所があまりなく、結局塩山までにセッティングを完成することができず。 すでに季節は冬ですが、塩山~奥多摩にかけては晩秋の空気が漂っていてツーリングとしてはとても気持ちよかったです。 渋滞に捕まりながらも奥多摩を抜けると、圏央道で練馬まで、そこから外環で美女木、首都高に乗り換えて板橋で、午後から出掛けて帰宅は午後7時でした。 帰路の高速でもログを何度か取得して、3000回転までのベースマップがやはり薄い。加速マップで補正しているので、それなりにアクセルのツキはあるのですが、空燃比をみると、加速中にどんどん薄くなって、最後はだいたい理想空燃比ぐらいになっている。 ベースマップを修正して、引き続き燃調に取り組みます。 ・燃調取り直し2 行ってきました。 千葉県方面にふらふらと出撃。夕方に出掛けたためガッツリ渋滞にはまり、ゲンナリ。 セッティングで難しいのは3000回転以下のフルスロットルで、空燃比が安定する前に3000回転を超えてしまうため、調整ができない。 そのため、3000回転以下の無負荷時ならセッティングが出ているので、便宜的に3000回転の無負荷時(アイドリング)とフルスロットル時の噴射時間の比率を使って、3000回転以下のフルスロットル時の噴射時間を計算しました。 上手くいっているかは明日検証します。併せて加速マップを作成する予定。 ・燃調取り直し 先月のアスピーテラインツーリングで燃料の濃さを指摘されて、自分でも燃費が悪いのと、マフラーからのススがボディを汚すのが気になっていました。 今までは試みにベースマップだけで何とかしようとする方向性で、加速時の燃料増量も含んだベースマップを作成して、ほぼマップは完成していたのですが、一番不足するとき(急加速時)に合わせると、どうしても定常走行時に燃料が濃くなり、やはり色々な走行状況に適合させるには、加速マップを併用するほうがよいとわかりました(←遅い)。 で、具体的には、まずベースマップを定常走行時に最適な空燃比に修正してやる必要があります。今日は高速に乗って、3,000回転以上のマップを修正してきました。3000回転以下の中負荷から高負荷(ハーフスロットルから全開まで)のベースマップは下道で修正する予定です。 そのうえで、アクセルの急操作時に不足する分を、加速マップで補ってやることになります。 ・柳沢峠走行 中央道から柳沢峠を通って、奥多摩を抜け、延々下道で帰宅。 今回の目的は、以前経験した柳沢峠の上りにおける空燃比の薄さがどれぐらい解決しているか確認することだったが、結果はあまり芳しくなく、途中、A/Fが16台になってしまうこともあった。それでも以前は失速していた記憶があるので、改善はしている。 おなじ回転数、同じ負圧でも、ギアと道路の傾斜で空燃比が大きく変わってしまうので、極端な環境の柳沢峠に特化はできないのだが、先々週ぐらいに4速全開セッティングをした直後に修正した燃調ならおそらくA/Fは14台ぐらいに踏み留まったと思われる。 燃調がずっといまひとつだったので、点火時期はもう1年以上変更していなかったが、4000回転以上の伸びがいまひとつだったので、3000回転付近の点火時期をやや遅らせて、その代わり3000~6000まで一定の割合で進角する形に修正。 一度シャシダイを使ってちゃんとやりたいところですが。 |