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・インターフィット取り外し
1) 取り外したインターフィット。新鮮な果物みたいな輝きのボディカラー(自画自賛)。
外しました。ずっと気になっていた、4000回転からの頭打ち感に対する対応。
インターフィットを取り外すのは簡単だったのですが、吸気の流速が低下して燃料のツキの悪さが、さらに悪化することが懸念されたため、先延ばしにしていました。今回、インジェクタ交換による効果がかなり高く、上記の問題が解消される目処が立ったため、取り外しました。
で、テスト走行を行ったのですが、おもったより、高回転での伸びが改善されていない感じもありつつ、ただ、3000回転ぐらいから、結構、濃い目のマップになっていたので、その修正を行ってどうなるか、というところ。
今のマップでひとつ希望が持てたのは、高めのギアで、ほぼベタ踏みにしても、燃料がついてくる状態なので、セッティング次第では、2000回転ぐらいから5速ベタ踏みでも、きちんと加速していける状態に持っていけるのでは、ということ。今後は、ベースを薄めで、加速増量をきっちり入れるていく方向で、実走を重ねる予定。

・シーケンシャル噴射への変更
1) これが噴射タイミングのMAP、縦がクランク角、横が回転数で、ちょうど、黄色で選択されている回転数(3600回転ぐらい)までは、噴射タイミングは、クランク角で、インテークバルブの開弁(320ぐらい?)よりも早く、それ以降は、少しづつ遅れ方向になっています。
変更→OK。とりあえず噴射タイミングはインテークバルブの開弁前までに完了すれば、開弁直後の状態は、いままでの同時噴射と同じであるため、基本問題ないはずであるが、回転が上がってきて、吸気流速が高くなっている状態では、噴射タイミングを遅らせて、開弁中にも、噴射を行っている状態にすることで、「インジェクタ噴射量>燃焼室に吸入される燃料量」→「インジェクタ噴射量≒燃焼室に吸入される燃料」に近づけることができるのではないかという気がする・・・。
エンジンが普通に回っており、空燃比が明らかに薄くなったりしない限りは、噴射タイミングは遅れ方向に調整していくのが、レスポンス向上にはよいのではないか?という思いから、実際に遅らせてみると、3000回転ぐらいで、不自然に回転数が落ちるようになった。やはり遅らせすぎると、燃料の気化やら、燃焼室への流れ込む時間が足りなくなるようだ。なので、とりあえず、そういう現象が起きない程度のタイミングに全体をセットしておいた。
ただ、そもそも噴射タイミングは大きくズレていなければ、体感できる変化は感じられない云々という、ネット上の情報もあり、ベストのタイミングというのがあるのか、あるとすれば、どのようにセッティングしていけばよいのか、よくわからないところ。

午後からは、加速増量マップをオフにして、アイドル領域の調整と、ベースマップの再セッティングを実施した。アイドル(無負荷)は近所迷惑を省みず、ガレージで6000回転まで回して、チェック→2回修正で概ねOK。その後、実走し、4000回転以上で、燃料が濃いことが判明→修正。で今日は終了。
走行して気が付いたのだが、燃料のツキは想像以上に良くなっている。今はセッティングのため、加速増量をオフにしているが、交換前のインジェクタで、増量オンにしているときよりも、燃料がついてきている。
明日は、もう一度アイドルをチェックして、確定させてから、高負荷領域のセッティングを詰める予定。結局、ここら辺になると実際に走らないと、ピッタリとは詰められない。

・インジェクタ交換3
1) エアクリなど戻したところ。
取り外した、エアクリ、EGR装置などを取り付け、修正済マップを読み込んで、エンジン始動→OK。予想より空燃比が薄かったので、空燃比の表示に影響のある排ガス装置を無効にして、燃調マップを全体的に修正。
その後、走行テスト。アクセルの付きはかなり改善されているが、全開べた踏みは、ちょっと難しい感じ。以前検討したシーケンシャル噴射への変更を、まだ実施していないので、その変更だけで目的は達成できるかも。

・インジェクタ交換2
1) インジェクタを取り付けました。
2) インジェクタとカプラの形状がわずかに合わなかったので、多少出っ張りなんかを削りました。
(3)(6)(7)(8)(9)を実施。
イモネジのネジロックはまた後で行うことにして、燃料を通す。燃圧が上がると、数箇所から燃料漏れ。ホルダの取り付け位置が悪く、シーリングが不完全だった模様。適当に調整して、イモネジを均等に再締め付けるのを、何度か繰り返すと漏れは止まった。
インジェクタの組み付けに使った液体ガスケットの乾燥時間は24時間のため、エンジンの再始動は明日にして、今日は、インジェクターの吐出量の増加(210cc→295cc?)による、燃調マップの修正を行っておく。

・インジェクタ交換1
1) インジェクタを取り外しました。
2)3) 新インジェクタはOリングを挟み、5mm厚のアルミ板で押さえることにしました。
(1)(2)(4)(5)を実施。
新インジェクタは、Oリングを入れれば機密的には大丈夫?っぽいので、固定方法はゆるく、スロットルボディに刺さる部分を、アルミのスペーサで延長して一応自立できる程度にすることにした。

・年末年始の整備1
帰省した。年末年始はインジェクタの交換と、インマニのポート研磨をする予定。
明日からインジェクタの交換作業。以下、作業概略。
(1)インジェクタをホルダに固定しているイモネジを外す。
(2)インジェクタとホルダ一式を分離する。
(3)ホルダをデリバリパイプから取り外し、新インジェクタに取り付けられるように加工する。
(4)インジェクタをスロットルボディに固定しているネジを外し、インジェクタを取り外す。
(5)新インジェクタの形状が今のものと異なっているので、その固定方法について、検討する。
(6)新インジェクタをスロットルボディに取り付け、固定する。
(7)加工済みのホルダをデリバリパイプに取り付ける。
(8)ホルダ一式を新インジェクタに取り付ける。
(9)イモネジにネジロックを塗布し、インジェクタとホルダを固定する。

・噴射タイミングの検討
同時→シーケンシャル噴射に変更するにあたって、ネット&E8マニュアルで調べてみた。
それによると、とりあえずインテークバルブが開くまでに噴射するということらしい。要は熱せられたバルブに当てることで、気化を促進するということなのだが、わがスワンネックインマニで、その効果がどこまであるかは、よくわからないところ。
とりあえず前提の洗い出しとして、7000回転時で、噴射可能時間は17.1ms、インマニ長が20cmとして、その輸送時間がだいたい3msぐらいはありそうなことを計算してみた。
で、部屋でフルコンのデフォルトマップを見てみると、やや遅い感じだったので、低回転ではインテークバルブの開き始めごろATDC320°までに噴射終了とし、トルクが乗ってくる3500回転ぐらいから、だんだん開弁中にまで噴射終了が遅れていくようなマップを作った。
インテークバルブが開いている時間は、吸圧爆排の1行程が17.1msで、インマニの作用角が272なので、272÷720(クランク2回転)×17.1msで、6msちょっと。理屈的には開弁中まで噴射が続いても、あまりに遅いタイミングでなく、トルクが乗ってきている状態なら、吸気速度も高いため、燃焼室までちゃんと届くだろう。
併せて、同時噴射→シーケンシャルの設定変更、燃料マップ全体を、現在の噴射時間をAとすると、(A−(インジェクタの無効噴射時間))*2+無効噴射時間に修正。今のインジェクタの無効噴射時間は、NA6用の210ccだとおもうのですが、ネットでは無効噴射時間を調べられず。仕方なく、ざっくり0.75msで計算しました。
まあ、まだ試運転していないので、これで動くかどうか全くわかりませんが、もう遅くなってしまったので、テストはまた来週にでも。

・インジェクタ取り付け方法検討
今のもの(ロドスタ用)と比較してみた。インジェクタ上部の形状(長さ)が短いため、そのままでは交換できない。インジェクタホルダの長さも短く加工する必要がある。コネクタの形状も違うので、ガイド部分を削るなどの加工が必要。また、分解してからでないと確認できないが、スロットルボディのインジェクタ取り付け部分との形状の相違により、その他の対策も必要と思われる。具体的には、取り付け部そのものに強度を持たせるのは難しそうなので、フューエルデリバリをスロットルボディに固定すること、取り付けから二次空気を吸い込まないようにゴム部品を利用するか液体ガスケットでシールすること、になりそう。

・言ってる傍からインジェクタ入手
1) 後期WISH用インジェクターです〜うぃっしゅ。
2) 見えないですが、12穴タイプです。+型に配置されています。
ウィッシュ後期1ZZFE用のインジェクタをオクで入手。12穴タイプ。平成18年式だけあって、結構きれいです。容量は正確には不明ですが、295cc/min位か。
取り付け方法を検討します。

・インマニ製作の延期&年末悪足掻き計画
インマニの製作が遅れていることから、少しでも現状を改善する計画を検討してみた。
そもそもインマニの製作を決意したのは、アクセルのツキの悪さを改善するためで、原因は、インマニ形状に起因して、噴射した燃料が、上手く燃焼室に入っていないところにあると想像される。対策は3つ。
 (1)インジェクタは、現在はロドスタ用、1穴のものだが、これを多孔式のものに交換し、空気と混合しやすくする。最近のインジェクタは12穴タイプなどもあり、専ら、排出ガスのクリーン化などとセットで謳われているみたい。
 (2)インマニの内壁を研磨し、燃料の輸送遅れを改善する。定番だが、現状は完全に素組みなので、ツルツルにすればそれなりに効果ある?かも。
 (3)燃料噴射のタイミングを、同時噴射からシーケンシャルに変更して、空気流れのあるタイミングで、燃料を噴射する。その昔、シーケンシャルにしても、燃費とかに影響があるだけで、最高馬力には関係ないという情報から、セッティングが楽な、同時噴射に落ち着いている現状。レスポンスにどれだけ影響があるかはよく分からないが、素人考えから想像すると関係あると思う・・・。噴射アングルのセッティングと、インテークバルブが開いている間に、必要な燃料を供給できる、大き目のインジェクタが必要。
 (1)(2)は、物とちょっとした時間があれば、比較的簡単に対処できそう。それで駄目なら、(3)も実施。(3)はセッティングがあるので、結構時間がかかって大変そうです。
とりあえず(1)、(2)は年末・年始目処で作業します。

・インマニを作る
先週末、PAnetのkezume117さんと房総にツーリングに行ってきた。そこで、鋸山を登り比べたのですが、マイクーペのアクセルのつきが、戦闘力に影響があるレベルで問題があると再認識しました。
原因は、かなりの確率でインジェクタの位置と思われます。エキマニのワンオフをお願いしたフルセキさんに連絡を取ったところ、仕事が立て込んでいて、11月末頃からの取り掛かりになりそうとのこと。とりあえず、純正のマニやら、ある程度形状が分かるものがあるとよいらしいので、送付することになりました。
実はステンレスで自作することも考えたのですが、溶接作業を実家で行わなければならないため、結局コスト的に専門家に作ってもらうのと、大きくは変わらないと結論付けました。
完成は年内かな?