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・クライマーにてパテ盛り作業2。
1)〜8) 苦労の跡がお分かりでしょうか。
 作業しました。
 今日はほとんど手作業で片側2時間程度かけて丁寧に作業しました。
 サイドシルのラインについてパテでは時間的に難しいとのことで、ひとつアイデアを考え出しました。これについては上手くいけばそのとき公開したいと思います。
 ようやくパテの盛り方、面の確認の仕方に慣れてきました。
 面は手のひらで撫でた方がよくわかります。
 ペーパーは60番で面出しを優先しています。


・クライマーにてパテ盛り作業、ハンダ盛り見学。
1)2) F窓付け根にハンダ盛りです。
3) ハンダ盛り部を整形しさらにパテを付けました。
4) Cピラーの付け根ほかにPOR15を塗布しました。
5)6) F、R窓はありません
7)8) もう午後7時です。
1)2) Fフェンダー上部のハンダ盛り
3)4) Fフェンダー下部のパテ盛り
5) Cピラー付け根。ちょっときてます。
6) R窓取り外し後、腐ってます
7)8) F窓取り外し後、腐ってます2。
 F、R窓を業者に外してもらったのですがAピラーの付け根部分が腐っていました。
 リューターでサビを削り、その上からハンダを流し込んで形を出しました。
 ハンダ盛りは酸素トーチにて行います。まずフラックスをたっぷりと用意し、母材を炙りながらべたべたと塗布します。フラックスは当然ながら一瞬にして蒸発しています。
 次に棒ハンダをペンチにてつかみ、母材全体に塗りつけます。ここで軽くハンダを乗せることで(予備ハンダ?)本格的にハンダを盛っていくことができます。
 盛り終わったら冷めてから余分な部分を削ります。今回は金やすりとペーパーにて形を作りました。
 パテは面を出すために盛っては削りの繰り返しです。しかし一番の難関はサイドシルのラインをパテで作るところで、結局社長に作業していただくことになりそうな感じ・・・。エアツールはハイパワーで楽なのですが最後はやはり人の手です。
 作業の終わりにPOR15をサビ部に塗布してきました。POR15は金属製の缶になってから保存性が格段によくなりましたね。1年ぐらいまえに使い残したのがまだ使えました。


・クライマーにてサビ落し。
1)2)パテを入れる部分のサビ、塗装およびパテを落とします。
3) ルーフは表面を荒らしました。総剥離では有りませんので。
4) フロントカウル下のサビを落としました。
 作業しました。明るいところで見ると結構サビがきている所もあり、時間がかかりました。エアサンダーの60番でサビ、その周辺の塗装およびパテを落とします。
 モール下などの見えない部分ではPOR15を使用してサビを封じようと思います。


・クライマー入庫。外装パーツ取り外し。(難易度:★★☆☆☆)
1) 外装パーツを外しました
2) フロント周りのアップ
3)4) リアクオーターウィンドー付近
5) フューエルリッド付近。トランク側から取り外します。
6) リア周り。
7) ドア付近。キーシリンダー、ハンドルも取り外しています。
8) カウルなど取り外した部品。
9) E/gルームも少し塗る予定です。
 午後一番に入庫。作業しました。
 モール下の状態は思っていたより良好でした。作業は面倒なだけで難しくはありません。若干苦労したのはフューエルリッドぐらいでしょうか。
 ネジ、ボルト、ナット類は要発注。ゴム類の大物は発注済。小物(キーシリンダー、サイドウィンカー)パッキンはゴムシートから切り出す予定。小パーツについても綺麗にする方法を考えたいです。
 F,Rウィンドウの脱着を見積り依頼しました。作業は専門業者に外注ですが、予算的に折り合えばやりたいです。
 

・クライマー入庫準備。
 入庫前に下回りをきれいにしておこうと洗車場へ行ってきました。
 その途中、やはり特定の速度域でジャダーがでました。クラッチをオフにしてもジャダーに変化がないので、MTより後の駆動系に原因がありそうです。サーキット走行によってタイヤが急激に磨耗したので、バランスが崩れたというのも考えられます。
 ジャッキアップしてサス周りの点検を行ってみて、特に問題が見つからないようであればタイヤ交換してみようと思います。
 しかしそのまえに、しばらくは「117クーペセルフ全塗装編」をお送りすることになります。興味のあるかたはお楽しみに!


・くるま工房クライマー訪問。 
1) くるま工房クライマーを訪問しました。暗いですが店舗の看板を外から
2)作業場にあった作業の一端。ワゴン車のBピラーの付け根が事故で逝ってます。
3)これを切り継いで2)を修理するとのこと
4)比較的需要があるドレスアップ系のボディワーク。これはオバフェンの型を発泡ウレタンにて作ったところ
5)こちらはフロントスポイラーをFRPにて延長しています。
6)5)はこのクルマにつくそうですが、それも塗装まで入った半セルフでできるそうです。
全塗装を依頼するため、愛知県蒲郡市にある「くるま工房クライマー」を訪問しました。
 ひどいクサリは一応素人板金してある状態からの見積もりが以下のとおり。
 基本塗装料金 \94,800-
 塗料材料費   \30,000-
 パテ付け  \35,000- ハンダ盛り   \35,000-
 ルーフはぐり  \18,000-
 ドアへこみ   \2,000-
 Fガラス脱着  \40,000-
 計 約25万

 きれいな素体からの全塗装であればパテ付け以下は不要。塗り色によって材料費も変わります。詳しくは↓
 http://www14.plala.or.jp/climber/index-pc.html


 作業は半セルフですので、パテ研ぎにしろ、塗装にしろ基本的な作業は教えてもらいながら自分で作業することになります。
 私の場合、土、日だけの作業でお願いすると、1週目にパテ盛りなど下地作り。2週目には外せる部品をすべて外した上で、マスキング、塗装。3週目には磨きを行い、終了という工程となりそうです。
 ところでここの社長は叩き上げの板金屋さんで、昔からクルマ(特に外車)のレストアのようなサビを切り継いだりする作業をされていたということです。ハンダ盛りもお願いできるようでした。
 117やそのほかのこの年代のクルマは数多くやってきたそうで、今日は夕方からお伺いして午後8時過ぎまでお話していたのですが、いろいろ面白いお話をお聞きできました。
 レストアも請け負うとのことです。ドンガラからブラストを掛けるとも仰っていたので根本的にやる場合にも相談できそうです(私にはそんなお金はありませんので詳しくは聞いていませんが、やはり相場くらいの値段はするようです(200〜300マソ))。
 現在はドレスアップ系のボディの仕事(エアロ、オバフェン製作)を多くされているようでしたが、走り屋系の仕事は請けないということです。
 それはドレスアップの場合は美しさを求められるのに対し、走り屋の場合はとにかく安く直すことを求められるのがつまらないということでした。これは熟練の職人ともなれば当然かもしれません。
 全塗装をするにあたっては昨年来のFRPボンネット、トランクリッドの完成が待たれるところです。急に予定が詰まってきたな。


1) 全塗装に備えてゴム類をいすゞから購入しました@50,000強(リアクオータ除く)。
2) 灰色の部分がジンク塗装された部分です。
3) オートアンテナを外しました。
4) 外されたオートアンテナ。