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・アライメント修正。 キャンバを1°に調整。トーインを1°に調整。トーインは前後トレッドの差があるため、誤差を含むゲージの値。 トーインは2回修正し「いい感じ」のハンドリングに戻りました。アンダーはFサス交換前よりかなり強め。 フロントショック(KONI)の減衰力調整。一杯締めから半回転戻しでふわふわしなくなりました。 ・フロントスプリング交換(難易度:★★★☆☆) ・アライメント修正。 1) バネ長が短いのでスプリングコンプレッサーなしで交換してみました。 2) 交換するスプリング(左)とトヨシマスプリング(右) 3) 作業風景。こんな感じでロアアームの下に木材を置いて使います。 4) スプリングの遊びはないようです。 5) ロアアームはほぼ水平です。 6)7) BILLIONのタイヤ温度計。 |
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ワンオフ製作したスプリングを装着しました。 スプリングコンプレッサーを使わない手順は以下の通り(スプリングの全長が短いものに限ります)。 1) ホイール、ショック、スタビ取り付けボルトを外す 3) 車体をリフトしてロアアームの下に木材などを置く。 4) 車体を下ろしロアアームの取り付けボルトを外す。 5) 再び車体を慎重にリフトする(バイン!とスプリングが伸び切る)。 6) スプリングを交換する。 7) ロアアームをスプリングの下に入れ、木材をセットし直します。 8) 車体を下ろしながら、ロアアームの取り付けボルトが通るように微調整をします。 9) 8)ができたらあとは取り外しと逆の手順で部品を取り付ける。 バネ定数はだいたい7→11Kg/mmで約1.5倍。フロントショックのKONIを最強から1.5回転戻しを、1回転戻しに調整しましたが、減衰力は不足気味でふわふわしています。 アライメントは予め測定しておいたので、その値に修正するつもりです。今日は時間がなくてキャンバだけ修正しました。 乗り心地はまったく問題なし。ステアリングは、トーインが大きくなった為か、若干うるさくなった気がします。挙動はややアンダー寄りになりました。ALTの第1コーナー(コースで一番の高速コーナー)ではややオーバーで都合が悪かったのでこれで解決できればと考えています。加減速でももっさり感が無くなりました。 ・フロントスプリング製作、完成。 1) 製作したフロントスプリング(左)と、純正スプリング |
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愛知県刈谷市の井上製作所さんに発注していたフロントコイルスプリングが完成したとの連絡を受け、取りに行ってきました。 実はそれと同時にリアリーフは材料の都合がつかず製作できない旨の話も聞いていたので、そのことも併せて行ってきました。 フロントコイルは@7,700(税込)/個。自由長が足りるかやや不安がありますが、バネが遊ぶようならスペーサーを入れる予定。 リアリーフは厚み11.5mmで依頼していたのがよくなかった模様。厚い材料はミリ単位とのことです。その材料そのものも普通は流通しておらず、今回のような小ロット生産の場合は特に、その時々の材料の流れを見て、ちょうど良いサイズのものがあればそこから流用するというような形が一般的なようです。仮に材料を個人で頼むと百キロ単位とかになってしまい、現実的な値段ではなくなってしまうとのこと。とにかく切のいい11mmの板材を探していただくようお願いしてきました。 しかしこれは商売にはならないでしょうね。実は他のところにもメールで聞いてみたのですが全く取り合ってもらえませんでした。井上製作所さん、よろしくお願いしまっす! ・フロントショック(KONI)を発注@16,000強/本×2。 ・サスペンション作製見積依頼3。 早速フロントスプリングについて駄目出しのお達しが来ました。若干自由長に不安がありますが全長245mm、12 kg/mmに変更です。遊ぶようならスペーサーでも入れますわ。 ・サスペンション製作見積依頼2。 Rリーフのマンガを先日、井上製作所にFAX送信しました。結局もろもろ検討した結果、最長のリーフ流用+11.5 mm厚のものを1枚製作してバネレートが4Kg強(トヨシマは3Kgぐらい?)といった設定。リアはフロントと違いレバー比が1:1なので柔らかくてOKです。 車高は若干(トヨシマサスより4cm)落ちるはず。一応計算して出したのですがいずれにせよバンプストッパーを削るとかしないと、予定通りの車高を実現するにはストロークが短すぎます。車高調整用のスペーサーも必須です。 ただ、おそらくこの件は今後設計変更があると思われます。結局バネ鋼にも製品規格があるはずですから、11. 5mm厚の規格があればよいのですが、無い、もしくはあまり流通していないと製作不可、もしくは製作側との擦り合わせが必要でしょうから。 <続報>ロールケージについて進展させる予定。ボディ剛性が低いとふにゃふにゃして面白くないですから。 ・サスペンション製作見積依頼。 以前PAnetのT氏に教えていただいた井上製作所という自動車用のバネをワンオフで作ってくれるところに行ってきました。 フロントは線径が太い(15mm)らしく、加工が熱間になるとのこと。事前に調査したもろもろの要求からすると、2段階にバネレートが変わるものがよかったのですが、熱間の場合、冷間と違って加工しながらバネ定数を測定するわけにはいかないため、要求を満たすものを作製するには時間(とコスト)がかかってくるとのこと。 そこでバネ全長の調整用に密な巻きの部分を長めにつけてもらって(ようははじめから車高調整用のスペーサーがバネについているということ)、そこを必要に応じてカットするという方法にして依頼しました。ただこの場合でももろもろの要求を満たしてバネとして成立するものがあるかわからないとのことでした。 リア板バネは、業者に製作を依頼する際、個数が少ないのであらかじめしっかりした見積もり依頼をしてから注文したほうがよいということで、まずは寸法をのせたマンガを依頼されました。 この作業は板についたアールを求めるのが結構大変で、三角関数やらラジアンやらをネットで調べながらなんとか求めました。ただアールのつけ方はバネ定数によっても変わりますし、そのほかのアイデアもあってまだマンガは作成中です。ちなみにバネのことでわからないことはいつも↓の掲示板でお世話になっています。 http://www.tokaibane.com/ ・サスペンション寸法測定。 サスペンション作製のため、フロント(Wウィッシュボーン)のスプリングが遊ばない必要長、底付きしない必要バネ定数、バウンド時の最圧縮全長を確認。リアはリバウンドストローク、および標準時のストロークを測定。あと、車高を90mmぎりぎりにするため、地面にもっとも近い部分を測定。いつもなら細かくデータを載せるところですが、今の段階ではまだメモ程度の内容ですので、実際にサスペンションを作製してテストできる段階になってから公開できるようなら公開します。 測定結果から、車高は現状(前後ともトヨシマH150)からフロント20mm、リア50mm落とせばよいようです。が、フロントはともかくリアは、現状ですでに標準時(空車時)のストローク(車軸−バンプラバー間)が45mmしかありません。バンプラバーを削ればある程度は増やせますが、他の部分と干渉する可能性がでてきそうです。要再調査。 |