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・ポリカは最終的にはガスコンロで適当にあぶりながら曲げたりしていました。水と併用して熱したり、冷やしたりすると結構曲がります。 ・ドアの軽量化。 正月に入ってからドアの軽量化に取り組んでいました。塗装、内側のアンダーコートを剥がし、鉄板を適当に切ってダイエットさせます。 しかし、重い重いと思っていたクーペのドアも実は鉄板はさほど厚くは無く、思い切って切り取ってもせいぜい1K g〜1.5Kg減らすのがやっと。それほど効果はありません。 それよりもPWのモーターと機構ASSYで4Kg、窓をPCにすることで2Kg減らせます。 併せて7〜7.5Kg×2(左右)の15Kg減量です。 窓の上げ下げをどうするのかが当面の課題。あと側面衝突ではやばいですな。いっそドアの鉄板の切り取りはしない方がいいのかも。効果もあまり無いし、時間は掛かるし、疲れるし、ほとんど自己満足の世界です。 ・ポリカ窓作製。 3) 厚さ5mmのポリカが届きました。ポリカエース1820×910@20k強。 4) ストーブ+台+脚立。これに360℃まで計れる温度計。 5) このように使います。ベースのガラスとポリカをクリップで密着させています。なおポリカを切り出す際は、まずプラスチックカッターで慎重にアウトラインを写し、何度かなぞって溝をある程度作ってから、糸鋸(プラスチック用刃)で切ると楽です。形は初めからどんぴしゃの寸法で切り出します(余裕を見ると曲げ作業でも、仕上げ作業でも大変なので)。またバリはサンドペーパーの60番ぐらいで削り、仕上げはもう少し細かいペーパーで仕上げています。 6) 曲げ作業は、だいたい表面のフィルムが溶ける温度がポリカが曲がる温度らしく、このように表面全体が白濁するように全体に熱を加えます(これは冷ました後の話で、熱を加えている最中はフィルムは溶けて透明になっています)。 ただし140度を超えると勝手に変形(膨らむ)するので、そうなると全体が歪んでしまいます。コツとしては120℃〜135℃ぐらいを維持して奥まで熱を加えること。その状態で、曲がったかクリップを取り外しつつ様子を見て、クリップを取っても戻ってこなければOK。 とにかく膨らませないように気をつけましょう。 7)8) つくったポリカ窓。ただしリアクオーターウィンドウは厚みが3mmぐらい→5mm(ポリカ)なので、このまま使えるかやや疑問です。 |
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5mm厚のポリカーボネイト板が届いたので窓を作製してみた。 重さとしてはF窓で4Kg→2Kg。左右で4Kgの軽量化。 とりあえずこれからはドアの軽量化とセットで考えていくことにする。本当に重いのはドアですから。ただ窓と違って、ドアは安全面を同時に考えるのは難しそうです。結局は限定的な使用に留まるでしょう。 ・ポリカーボネイト窓曲げ実験。 1) 左がガラス製、0.6Kg。右がポリカ製、0.1kg。ちなみにアクリルだとガラスカラーのものが売っています。 2) 脚立の上に二枚重ねておいてみました。 |
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ガラス窓をポリカに置き換えたくなったので、曲げ実験を行いました。 ポリカは2mm厚のもので、作製するのは三角窓。 実験はまずポリカを大まかにガラスの形に合わせ、プラスチックカッターにてカット。 次にポリカとガラスを金属製のクリップで密着させ、ストーブに近付けます。 その際温度を測ると、おおよそ表面温度で140度ぐらいで表面のフィルムが変形するのが分かります(この際あまり温度が上がると変形するので注意)。ストーブを停め、ポリカを冷まします。 冷めたらガラスから取り外します。以上の手順でポリカに三角窓の微妙な曲げが写ります。 実際には三角窓は5mm厚なので、この厚みのポリカがうまく曲げられるか多少不安はありますが、とりあえずポリカを曲げるのは以外に難しくないことが確認できました。 ・部品取りドア分解。 夕食後、腹ごなしに倉庫にしまってあるドアの分解をした。 ねじ山がなめまくって閉口した。 各部の重量は以下の通り。 モール@0.5Kg 三角窓@0.6Kg サッシ@3.7Kg 窓(上下機構付)@5.7Kg ドア(モーター付)@16.7Kg リアクオーターウィンドウ@2Kg 窓を軽量化しても片側3.5Kgぐらいの軽量化にしかならない。ドアも併せて片側10Kgぐらいが現実的な線。FRPで作ればやたら軽くなりそうだが、それはレギュレーション的に×。 |