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・ドア軽量化実験9。

1) 助手席側(ポリカはまだ皮を被っています)
2) 運転席側
 ドア磨き、サッシ組み立て、ポリカ窓固定を行いました。
 磨き作業はまず1000番の水研ぎペーパーでゆず肌っぽいぶつぶつの部分をきれいにならします。その後、200 0、3000と細かくして表面を平滑にします。この時点ではまだつやはありません。
 その後、スポンジをドリルにセットし、研磨用の液体コンパウンド(3M製)を適量つけ、研磨します。これで結構つやが出てきます。
 最後に、マットをドリルにセットし、仕上用液体コンパウンドを適量つけ磨きます。これで顔がはっきり映るぐらいになります。もし曇っている場合はおそらくゆず肌なので、1000番のペ-パーで修正です。ただ削りすぎるとクリアを削りきって、塗装を剥がしますので、妥協するか、もしくはその部分は塗りなおしです。ちなみに私は妥協派です。

 ドアそのものの出来は自己採点で60点。塗装は結構うまくいったのですが、結局下地の悪さが目立ちます。これはひたすら我慢と、知識と、習熟にかかっているようです。ほんとに部分補修なら結構頑張って出来そうですが、ドア二枚だと大変で、やや下地に手を抜いてしまった感があります。それとFRPのマット1枚だとちょっと柔らかすぎて表面がうねうねします。なので軽量化とかでなければ何枚か重ねて使えば、本当にいい下地ができるでしょう。またゲルコートは固まった後に表面に塗るだけでも削り代ができてよいと思います。

 あとは車が帰ってきて、ロールケージを組んだら、内張りだけ移植して、軽量ドアを取り付けます。窓の風切音に悩まされたことがあるので、三角窓にシーリングを施す必要があるかもしれませんが、あとはついででもできるような内容です。結局ほぼ半年掛りの大きなプロジェクトでした。得たものは・・・外装補修のスキルと、後は・・・待て。インプレ(たぶん続く)。


・ドア軽量化実験8。

 ドア塗装しました。塗ってみるとやっぱりアラが目立ちますね。来週末には磨けそう。
 

・ドア軽量化実験7。

 ドアのサフ研ぎ、サッシは組み立てまで終了。
 来週は晴れたら、本塗装→サッシ組み付けです。
 それ以降は車が戻って来て、ロールケージを組んでからです。
 一応ここで作業を総括しておくと、

 1) FRPはガラスクロスは厚手の無方向のものを使用し、
 2)脱泡はコロコロを使って念入りに行う。
 3)可能であればゲルコートを使った方がよい。
 4)メス型を使い、
 5)離型には溶剤とともに、アルミ箔を使用すると簡単。ただシワの分パテを盛ることにはなる。

といったところ。
 FRP、パテ盛り、塗装の経験値がかなり高まった感じがします。


・ドア軽量化実験6。
31) 助手席側はゲルコートを塗っていないので、削り代がありません。パテをまんべんなく塗りつけます。
32) 削ります。
33) ドア表面があらかた出来たら、仮止めしてあったFRP板を外し、鉄板を切り出します。やはり一度目より、二度目の方が仕事は速いし、仕上がりも美しいです。
 助手席側も取り組みました。
 ドア塗装はがし、FRP板作成、ポリカ窓曲げ、FRP板トリミング、FRP板仮固定。FRP表面パテ盛り・研ぎ、ドア鉄板切り。
 ここまでやるのに一号(運転席側)は何日も掛かったのに、二号(運転席側)は二日でした。
 あと2週間(四日)ぐらいあれば塗装までできそうです。さてさて、どうなりますやら。


・ドア軽量化実験5。
26) その昔部品取りにした三角窓のヒンジを直すことになりました。M4のタップをたてて、M4のネジを適当に切り両ネジにして修正。その後、リベットでサッシに固定。
27) サッシ周りを仮組みしてみました。
28) グラスランは新調です@約3k。結構高いですね。
29) 小さい写真ならかなり見れます。表面もそれほど悪くないのですが、リベットの頭がやや目立ちますし、プレスラインもかなり怪しげです。でももうやり直したくありません(爆)。
30) 裏は元色のマルーンのまま(内張は付けるので)ですが、側面は見えるので、ジンクスプレーの灰色で塗装です。グリーンに塗るのはもったいないので・・・。
 パテ盛り、プラサフ吹き、横面の塗装剥離と防錆ジンク(灰)塗装、ガラスランなどサッシ周り組み立て、窓仮組みまで、あとはドアをグリーンに塗装して、サッシをドアに組み付け、窓の固定を行えば終わりです(でも片側だけ・・・)。


・ドア軽量化実験4。

 オス型の離型に成功し、ドアの形にトリミング→リベットにて固定しました。面はかなり出ていますが、リベットの頭をどうするかやや考えます。


・ドア軽量化実験3。
24) 離型剤としてワックスをかけた後ゲルコートを塗ります。
25) グラスマットも切り出しておきます。その後、積層しました。今度はうまく離型するかな?
 メス型は無事離型し、いよいよオス型を張ります。ゲルコートを塗り、半硬化後(単に待てなかったので)FRPを積層しました。
 アルミホイルは結構いいかも。でも表面には小さなしわが残りがちなので、そこは目をつぶらなければいけませんが。


・ドア軽量化実験2。

21) やりなおしです。まずアルミ箔を貼ります。
22) その上からFRPを貼ります。コロコロを使って脱泡しました。
23) メス型を外しました。
 先日のFRPは失敗でした。シリコン離型剤が駄目だったもよう。一日かけてきれいに剥がしました。
 今度はアルミ箔を貼ってくっつかないようにしました。あとメス型にはゲルコートは無し(単にもったいなくなったので)。


・ドア軽量化実験。
20) ドア軽量化実験。今回はオーソドックスにメス型と、ゲルコートを使って作製してみます。
ドアの軽量化について、スタンダードな方法でFRPを作製することにした。うまくいけばよいのですが・・・。
 以前購入したドアのもう片方の内張りを剥がした。内側の接着剤を灯油できれいにした。暇をみて分解する予定。


・ドア軽量化4。
13) やり方をかえて、予め平坦なところでクロスを固めます。新聞紙で型を取り、その上に溶液を塗ります。
14)15) 硬化後、ドアに先ほどのベースクロスを固定し、溶液を塗ります。
16) さらに硬化後、メインクロスを乗せました。結構いい感じで面が出そう。
17) メインクロス硬化後、面と角を軽く修正し、平面を見るためサフを吹きます。この状態ではやはり平面の修正が必要。
18) さらにパテを盛ったりして足りないところを補いながら、サンダーにて面を出します。
19) そろそろいいかなともう一度サフを吹いてみます。あ、穴が開いてる。。でも面はいい感じ。
 開けた穴の部分がどうしても凹んでしまうので、一度全部取っ払いました。
 今度はやり方を変え、予め平坦なところで薄いガラスクロスを硬化させておき、それをドアに貼り付けて面を出すやり方に変更しました。こうするとやわらかい布状からやや腰が出て、穴部分でもあまり凹みません。
 手順は
 1) ベースガラスクロス作製
 2) ドアに貼り付け
 3) 更にメインガラスクロス貼り付け(こちらはベースの上にそのまま貼り付けます)
 4) 3)のときは裏が穴の部分はあまり溶液を塗らず、一度固めてから、全体にたっぷりと溶液を塗り、固めます。
 5) 一度サフを吹き、削ってみて凹凸を見ます。
 6) サンダーで修正し、削っても修正できない凹凸はパテで修正します。
 7) 終わったらサフを吹き、最終チェック。
 8) 最後に水研ぎをし、塗装に移ります。

 今回は7)まで進みました。でも削り過ぎで穴があいている部分もあるので、そこは修正する必要があります。2プライでは薄いか?よく穴があきます。 で、今回の作業の結論ですが、ドアに穴を開ける前に、貼り付け用のFRPは作っておく&鉄板表面に開ける穴は出来るだけ小さい方が良い、形は四角よりは三角の方が良い、です。

 午後からはサンダーを買いに行きました。ヤスリがけ(サンディング)は手でやるととんでもなく時間がかかることを学びました。とくにパテやFRPを削るのは厳しいです。


・ドアの軽量化3。
12) パテ盛り→研ぎ→プラサフを吹きました。アップにすると悲しいので遠景のみUPです(涙)。
 ドアのパテ盛りをするも、パテが足りなくなり中断。そこで今度は紙やすり(#120)で延々盛ったパテを削る作業をする。で、FRPの下地が削れすぎて穴が空いた(涙)。。試行錯誤の連続で、かえってストレスが溜まります。とりあえず今のを早く仕上げ、もう一枚の方に今回得たノウハウをぶつけてみたいです。


・ドアの軽量化2。
9) まずペイントリムーバーで3回ぐらい塗料を浮かし、ワイヤーカップで削ります。その後120番のサンドペーパーで、パテだかサフェーサーだかの残骸をきれいにしました。
 手前の穴は、はじめパンチングシートのような感じにしようと計画して穴を開け始めたのですが、穴を200個以上開けなければならないことに途中で気付き計画変更しました。
10) で、結局このように穴を開けたのですが、穴は三角の方が良かったです。四角だとFRPを張るとき、たるみがでました。
11) FRPを張りました。硬化後はパテ盛り→塗装の予定です。
 引き続きドアの軽量化を行う。
 10cm角の鉄板を切り取る。14Kg→12Kg。以外に2Kgいけましたね。
 今までは電動ドリルの切除用砥石を使用していたのですが、減りが早いのでグラインダーを購入。安いグラインダー用切断砥石にチェンジしたのですが、これが滅茶苦茶切れます。やっぱり工具は重要ですね。切り終わったらバリを金属ヤスリで削り取り、その後表面を#140の紙やすりで均します。FRPを重ねる前に表面は灯油などで脱脂しておきます。
 いよいよ表面をFRPのガラスクロスにて覆います。これは軽量化のためワンプライのみ。
 FRPは、先にガラスクロスを希望の形にカットしておき、適当な板の上で溶液をヒタヒタに塗ります。ドアにも溶液を塗ったらガラスクロスをその上に置きます。最後に空気を適当に抜いたらOK。
 注意点は硬化液の分量はきちんと守ること。硬化液を混ぜたらすべて迅速に行うこと。そのためには硬化液を混ぜる前に、すべての手順をはっきりさせておくこと、です。
 ところで今日の結果ですが、鉄板に開けた穴が大きすぎてややFRP部が凹みぎみになりました。結局ここにパテを盛ることになるので、軽量化にはややマイナス要素。対策としては、開ける穴を三角にするとか、穴を小さくするとかでしょうか。ドアはもう一枚あるのでその時追実験します。
 ところで予めお断りしておきますが、このドア軽量化については、この記事をご覧の方にお勧めするものではありません。まあ、こんな軽量化の仕方ほかのHPでは見たこと無いので、やる奴ぁいないとは思いますが、念の為。